番組放送のご案内(NHKプロフェッショナ ル)
受信トレイ
| x |
|
8:41 (1 時間前)
| |||
皆さま
新春のお慶びを申し上げます。今年一年、 すばらしい年になりますように。
番組放送のご案内です。一斉メールで失礼します。
NHK総合 「プロフェッショナル 仕事の流儀 〜 ワイン醸造家・仲田晃司」
1月8日(月)午後10時00分〜( 通常の時間から変更されました)
(再放送・金 午前1時25分〜(木曜深夜))
制作:NHK岡山局
ブルゴーニュの最高級ワインを生む特級畑の集まる「黄金の丘」、 コート・ドール県。
世界のワイン愛好家を惹きつけてやまない、 人口3千人ほどの村ジュヴレ・ シャンベルタンでワインをつくる仲田晃司さんのドキュメンタリー 。
住民自ら「閉鎖的」 と称するブルゴーニュの独特の土地柄にもかかわらず、 地元の人たちと親しくつきあい少しづつ畑を買い増やし、 地道にワインをつくる仲田さんに約1ヶ月半密着しました。
外国人のハンディをものともしない、 仲田さんの楽観的な開拓精神にはおおいに元気づけられます。
地道、とはいえど、 好きが高じてワインづくりに魅了された仲田さんは、 面倒も顧みず実験的な作り方もします。生産性の低い古樹にほぼ採 算無視で手をかけたり、 その年の気候条件やぶどうの出来に応じていかに美味しさを引き出 せるか、 同じ畑で収穫時期を少しづつずらして味の変化を探ろうとしたり、 同じぶどうの発酵を樽とステンレスで変えてみたり。 あらゆる経験を次へ生かそうとする姿勢は、 気候と土壌と手間を掛け合わせて最高のワインをつくりたいという 欲求から。敢えて目指すのは「エレガントなワイン」、 と素人には謎めいて聞こえますが、要は「 バランスのとれたワイン」、果ては「 知らぬ間に1本空けてしまうようなワイン」、とか…。
絶好の天候の豊作の年よりも、 天気に恵まれず苦労してつくった年の方が面白いワインができる、 という仲田さんの話を聞くにつれ、 ワインとは改めて単なる飲料ではないことを再認識。
「神は水しかつくらなかったが、人はワインを作った ー ヴィクトル・ユゴー」
さて、 ロケでは飲食店も少なく閉店の早い不自由な田舎滞在でしたが、「 夕食難民」 になりがちな我々撮影クルーをしょっちゅう手料理でもてなしてく れた韓国人の奥様ジェファさんも、 番組で少なからず登場するはず。一見(?) 控えめなジェファさんの絶妙なユーモアセンスで、 笑いの絶えないロケとなりました。
ぶどうだけでなく2人のお子さんにも愛情をいっぱい注ぐ仲田さん 夫婦、 この仲良し家族と毎日のように顔を合わせたわがクルー独身男性ス タッフたちは、「自分も家族を持ちたくなった」を連発…。
ロケ中は当然ワインを開けない日はなく、同じ種類のぶどう(*) で、土壌や地形的条件の違い、 その年の気候と造り手によってさまざまな特徴がでるワインという のは、実に知る楽しみがありました。ブルゴーニュには1, 247にのぼる畑の細分区画(=クリマ)がそれぞれ名称を持ち、 ユネスコ世界遺産にも登録されていますが、 その多様性がブルゴーニュワインを唯一無二のものにしています。
飲める方も飲めない方も、 番組を通じてブルゴーニュワインの奥深さに触れていただければ嬉 しく思います。
佐藤麻里子
* 他の多くの地方と異なり、 異種のぶどうを混ぜないのがブルゴーニュワインの特徴のひとつ。 赤ワインの主力はピノノワール種、白ワインはシャルドネ種、 そして栽培面積は少ないが伝統的なアリゴテ種。例外的に、「 マコン」や「パストゥグラン」のように2種のぶどう( ピノノワールとガメイ種)を混ぜるワインも一部あり
......... と 水を差してしまいました FU(笑)
0 件のコメント:
コメントを投稿